2018年6月2日土曜日

Centos + MATE Desktop + XRDPのリモート接続環境をVirtualBox上で構築する

前回MATE Desktopのインストールまで完了している
https://arm-lab.blogspot.com/2018/06/centos-minimalmate.html

この環境を前提としてRDPでリモート接続できる様にしたい。

なぜVNCではなくXRDPなのか?
→VNCクライアントソフトを追加インストールしなくてもホストOSに使っているWindowsマシンからRDPで接続できると便利な気がするから。

まずはxrdpサーバのインストール
# sudo yum --enablerepo=epel install -y xrdp

サービスの自動起動設定およびスタート
# sudo systemctl enable xrdp
# sudo systemctl start xrdp

接続するユーザのホームディレクトリに.Xclientsファイルを作成し権限を変更。
# echo "mate-session" > ~/.Xclients
# chmod a+x ~/.Xclients

FirewallのRDP用ポートを開く。
# sudo firewall-cmd --add-port=3389/tcp --permanent
# sudo firewall-cmd --reload


ここからはホストOS側で作業。


VirtualBoxのネットワーク設定でNATのポートフォワーディングを追加。
localhostの3389(RDPのデフォルトポート)をゲストOSの3389へ。

※当然ながらホストOS側でRDPサーバを動かしている場合はホストOS側のポートは別のポートにする。

ホストOS(Windows)からRDPクライアントを起動しlocalhostに接続してみる。

成功。

ちょっと嵌るかな?と思っていたが意外とすんなりできてよかった。
これでVirtualBox上のゲストOSのGUIが使いたいときも、融通の利かないVirtualBoxのウィンドウではなくRDPを使えるので、ホスト←→ゲスト間のコピペや画面サイズ等、融通の利く快適な作業ができるはず。


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