.batや.vbsファイルの場合、ダブルクリックすることでスクリプトを簡単に起動することができますが、.ps1ファイルの場合、標準ではダブルクリックで起動することができません。この記事では、PowerShellでのスクリプト起動方法について紹介します。
.batや.vbsの世界では基本的にファイルをダブルクリックすればスクリプトが起動する。が、.ps1では実はどうやってもダブルクリックではスクリプトを実行できない様になっている。
ファイルを右クリック→PowerShellで実行、とすれば起動可能だが、ダブルクリックのお手軽さには及ばない。ユーザに配布して実行させる場合等はなおさらダブルクリックで済ませたい。
その場合にはショートカットを作成したうえで、リンク先を次のように変更すればOK。
C:\Windows\System32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe -ExecutionPolicy RemoteSigned -File C:\filedownload.ps1
これでC:\filedownload.ps1ファイルへのショートカットではなく、PowerShellの実行ファイルにC:\filedownload.ps1ファイルを渡して実行させる事が可能。
ちなみにタスクスケジューラ等から起動する場合はこちらの記事を参照:PowerShellのスクリプトをタスクスケジューラに登録し定期的に指定のURLからファイルをダウンロードする
なお、この方法はPowerShellが権限を持っている場合には実行可能ですが、権限がない場合にはエラーが発生することがあります。その場合には、PowerShellを管理者権限で実行する必要があります。
具体的には、スタートメニューから「Windows PowerShell」を右クリックし、「管理者として実行」を選択してください。その後、先程の手順でショートカットを作成して実行してみてください。
また、Windowsのセキュリティ設定によっては、実行ポリシーが制限されている場合があります。その場合には、以下のコマンドをPowerShellで実行し、実行ポリシーを変更することができます。
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
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