2021年2月20日土曜日

ServiceNowのチャットボット(Virtualagent)を設定してみた~①

世の中理不尽な事はあるもので、個人的にはチャットボット否定派なのだが、なんだか周りが盛り上がってチャットボットの導入検証みたいな事をやる、みたいなシチュエーションもなくはないと思う。

個人的な持論ではユーザの立場で使用しているシステムの問い合わせ窓口にチャットボットがあって良かったと思った事は今まで一度たりとも無く、正直チャットボットに何か質問を入力したところですでに調べて使えなかった情報や的外れな回答しか返ってこず、オペレータにつなぐまでに無駄な手間を掛けさせられる事しかないので大嫌いである。

単なるボットであればもちろんのこと、AI機能がどうたらこうたらという類のサービスでも正直2021年現在ユーザとしての私には到底利便性が向上するようなものではなく、ストレスの現況でしかないからだ。

まぁAIチャットボットとやらが何とか、ある程度のリテラシのあるユーザにも役立つと感じられるレベルに到達するには早くてもあと10年くらいかかるんじゃなかろうか、というのが個人的な感触ではある。

とはいえサラリーマンはそんなことばかり愚痴っていても仕方ないので、とりあえず使えるようにしてみることにする。

PluginsをGlide Virtual Agentで検索すると、

Glide Virtual Agent(Paid)=有償
Glide Virtual Agent Lite(Free)=無料

の二種類があるようだ。

さて、とりあえずdeveloperインスタンスなので予算は関係ないので試すにはどっちでもいいのだが、そもそもどう違うのか??

https://docs.servicenow.com/bundle/paris-it-service-management/page/product/itsm-virtual-agent/concept/itsm-virtual-agent.html

この辺をざっと見る限り、Paidの方にだけ、自然言語理解(Natural Language Understanding)やら会話によるインシデントの解決、変更要求の作成といったデータ操作を含む機能が書いてあるので、恐らくLiteではその辺が無い=ただのいわゆる人口無能と同じチャットボット、ってことかなと推察。

とりあえず今回はチャットボットとして動けばよいのでLite=Freeの方で試してみる事にする。

Install→Activateで入れる。


いつも通り結構時間がかかる。

とはいえ凡そ5分未満で完了。

さて次は??

サービスポータルにアクセスしてみるが・・・プラグインを入れただけでは特にチャット窓の様なものは出てこない。何か設定が必要な様子。

こちらを参考にやってみる。

https://docs.servicenow.com/bundle/paris-now-intelligence/page/administer/live-agent/task/configure-virtual-agent-for-sp.html

ウィジェットを配置する方法とService Portal -> Agent Chatから設定を行う方法が書いてあるが、ウィジェットの配置はレガシーとか書いてあって後々面倒臭そうなので、Agent ChatからNewでやってみる。

Server Scriptは正直何を書けばいいのかわからないので、とりあえずそのまま

Name:1st
Portal(s):Service Portal
Order:1

だけ設定してSubmitしてみる。


すると、とりあえずポータルの右下にチャットアイコンみたいなのが出てきた!

会話内容等を何も入れていないはずなので当然なのだが何やら、自己紹介はしている物の、「Hi!」と入れてみても「わかりません」との事。。。

会話の定義を教えてやる必要がある様だが、どこでやるのだろう。。。

どうやらVirtual Agent Designerという奴でフローを定義してやる必要があるらしい。


デフォルトの状態で動いてたのはこの中のGreetings.という奴が動いていた様だ。中身はこんな感じ。

テストをしてみるとさっきのポータルの受け答えと全く同じことを言ってくる。

さて、次のステップとしては、
・ポータルから呼び出されたときに動くフローを指定するにはどうする?
・フローの詳しい書き方。
が解ればなんとかユーザ向けのチャットボットっぽいものが実現できそうな気がしてきた。

という事で今日はここまでで疲れたので終了。

次回は↑のところをやってみたい。


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