個人的にはインデントが重要な意味を持つ仕様がどうにも好きじゃない。
そのうえに2系と3系で微妙に許容される文法が違ったり、
2系:
〇 print "Hello World!!"
〇 print ("Hello World!!")
3系:
× print "Hello World!!"
〇 print ("Hello World!!")
inportやpip installするライブラリの名称や仕様がちょっとずつ違ったり、あるいはどっちかには無かったり、と結構情報集めるのにも怠い状態である。
・・・のだが、最近使わざるを得ない機会(しかも2系3系両方)が増えてきた。
Venvとか調べるの面倒だなーと思ってたら意外とすんなり共存ができたので、メモしておきたい。
まず、
こちらから2系3系それぞれの最新版インストーラをダウンロード。
※余談だが、Python 2.7.9より前のインストーラではpipが同梱されておらず、しかもググると出てくるpipの追加方法(get-pip.pyやらを使用)が現在では動かず、いろいろ嵌るので注意。最新版を落とせば問題ないが、社内のセキュリティ規則とかでPython 2.7.9より前のインストーラをイントラからダウンロードして使用しなければならない場合などは要注意。
現時点(2018年07月25日)での最新版は、
Python 3.7.0
Python 2.7.15
なのでまずはこいつらのインストーラをダウンロード。
したら、まずは2系のインストール
「python-2.7.15.amd64.msi」を起動。
基本的にNEXT→NEXTで問題ないはず。
もしインストールパスが長いパスになっていたら、「C:\Python27\」みたいなところに直しておいた方が、後々Path通すのとかコマンドラインでGit使うのとか、いろいろ楽なので私は修正する。
Pathは後でちょっと修正するが、どうせなので通しておく。
ほかには特に迷うことは無いはず。
次に「python-3.7.0-amd64.exe」を起動。
次へ次へと行きたいところだが、デフォルトだとやたら深いインストールパスになるので、Customize installationで行く。
Add Python 3.7 to PATHもチェック入れておく。
ここに書いてあること以外はそのままNextで行くが、長ったらしいインストールディレクトリは嫌なので、、、
短くしておく。
他はお好みで。
Install。
終わったら、環境変数のPathの設定を開き、2系3系それぞれのpython.exeとインストールディレクトリ配下の「scripts」フォルダを追加する。
※多分インストーラでチェックを入れていればそうなっているはず。
こんな順番で入っているはず↓
C:\Python37\Scripts\
C:\Python37\
C:\Python27\
C:\Python27\Scripts\
この順番を変更して、2系のパスが先に来るようにする。
そうしたらコマンドプロンプトを起動して
c:\>python -V
Python 2.7.15
c:\>py -V
Python 3.7.0
という具合に簡単に使い分けることができた。
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